学校評価アンケート結果
平成21年度 実施
徳島市南井上小学校
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1 はじめに
  本校では,「人権を尊重し,温かい心情と創造性豊かな知性を持ち,自主的精神に満 ちた,心身ともに健康な児童を育成する」を教育目標として教育活動に取り組んでいます。そして,この教育活動をより一層充実・発展させるために,学校の自己評価を行っています。
  そこで,教職員・保護者(家庭数)・学校評議員(社会福祉協議会長,公民館長,PTA会長)にアンケート方式で評価をお願いしました。その評価結果を今後の学校運営 全般に反映していきたいと考えています。
  また,今年度より学校の自己評価の客観性・透明性を高めるために学校関係者評価委員会(学校評議員・PTA副会長の計8名)を設置し,意見聴取に努めてきました。
 
(1)回答数  教職員(22)・保護者(242)・学校評議員(3)
 
(2)分析方法
  各質問項目に対し,「よくあてはまる」「おおむねあてはまる」を肯定的意見,「あまりあてはまらない」「ほとんどあてはまらない」を否定的意見としてとらえました。

<グラフの見方> 

  また,次の「平成21年度重点目標」から「学校運営」「確かな学力」「体力向上」「人権教育」「道徳教育」「特別支援教育」「生徒指導」「開かれた学校づくり」の8つの視点でとらえました。なお,この8つの視点については,相互に関連していますので,分析方法の一つとしてお考えいただければと考えています。
 
 

2 平成21年度 重点目標について
(1)学校運営の充実
   全教職員の創意を結集し,保護者・地域との連携を図り,教育目標を具現化する。
 
(2)確かな学力の育成
   個に応じたきめ細かな指導によって,基礎基本の確実な定着や,自ら学び,自ら考える力の育成を図る。
 
(3)体力の向上
   運動の楽しさや喜びを体験させながら体力・運動能力の向上を図るとともに,家庭・地域と連携し,教育活動全体を通じた食育を推進する。
 
(4)人権教育の徹底
   これまでの同和問題学習の成果や手法を生かし,教育活動全体を通じて,人権教育を進める。
 
(5)道徳教育の充実
   道徳的体験の場を充実し,心に響く道徳教育になるよう努める。
 
(6)特別支援教育の充実
   特別支援学級を核とした個に応じた教育を推進する。
 
(7)生徒指導の徹底
   温かいふれあいの中で,信頼感に満ちた生徒指導を推進し,心身ともに健康な児童の育成を図る。
 
(8)開かれた学校づくり
   地域社会に開かれた学校づくりを推進し,学校が家庭や地域と協力しつつ特色ある教育を展開する。



3 評価結果について
(1)学校運営の充実について
  「学校は,保護者や地域の願いにこたえた教育活動を行っている」と答えた保護者が85%。「本校の教職員は,保護者からの連絡や相談に,迅速かつ適切に対応している」 と答えた保護者が87%になります。(保護者グラフ@,A)
  
  また,教職員も「校長のリーダシップのもと,話し合いが十分でき,信頼関係に基づ いた教育活動の展開」「使命感を持った勤務」等学校運営全般について肯定的に捉えて います。
  今後も継続していく中で,より一層努力していくことが重要であると考えています。
 
(2)確かな学力の育成について
  保護者は「学校は,子どもの学力を伸ばす教育を行っている」80%。「本校の教職員は,分かりやすい授業に努めている」90%。両項目とも肯定的に捉えています。(保護者グラフB,C)


  教員は「学習計画にそって基礎基本を明確にした,分かりやすい授業を心がけている」 と捉えています。また,「子どもの興味・関心・意欲を喚起するように授業に工夫もこ らしている」とも考えています。
  しかし,「子どもたちの基礎学力は定着してきている」の項目では22%の教員が不十分であると考えています。(教員グラフ@)保護者も「家庭学習の習慣がついている」 65%。「家庭で読書をしている」44%であり,課題がみられます。(保護者グラフD, E)
 

  分かりやすい授業を今後も継続して行い,その上で学習意欲の高い子どもに発展的な指導が一層できるよう工夫を重ねることが重要であると考えます。また,家庭学習や読書の習慣がつくよう,より一層学校と家庭が協力することが重要です。

(3)体力の向上について
  「学校は,子どもの体力をつける取り組みを行っている」と答えた保護者は90%です。しかし「お子さんは,進んで運動している」と答えた保護者は67%になります。(保護者グラフF,G)教員も進んで運動する子どもとしない子どもの二極化にも課題があると考えています。

  学習指導計画にそって,充実した体育学習を今後も継続して行い,休み時間には一層外遊びを奨励することが重要であると考えます。また,家庭と連携して,楽しく運動できる習慣を身につけることも重要であると考えます。


 
(4)人権教育の徹底について
  全ての教職員が,「全教育活動において人権教育の推進に努めている」「差別や偏見・いじめのない学級集団づくりに努めている」と捉えています。
  保護者も「学校は,差別やいじめのない明るい学校づくりに取り組んでいる」82%,「子どもたちは,友だちと仲良く助け合って,生活している」89%と肯定的に捉えています。(保護者グラフH,I)
  今後も家庭と協力しながら,継続して取り組むことが重要であると考えます。


(5)道徳教育の充実について
  道徳の時間を計画通り確保するなかで学習し,また,日々の生活の中でも指導していますが,「子どもたちに道徳的実践力が育っている」と捉えている教員が61%です。(教員グラフA)基本的な生活習慣の育成とも関連させながら指導を続けていくことが重要であると考えられます。


(6)特別支援教育の充実について
  「特別支援学級に対する正しい理解を児童に認識させている」「正しい理解と認識を保護者へ啓発している」の両項目に約50%の教員が,課題があると答えています。
  また,保護者の方からも「特別支援学級が充実すると,通常学級もいろんな面で活発になる」という意見もいただいています。
  授業や行事をとおして特別支援学級と一層交流を進め,また,特別支援学級に対する正しい理解と認識について一層啓発する必要があると考えます。
 

(7)生徒指導の徹底について
  
 
 

  「子どもたちは,気持ちのよいあいさつをしている」と答えた保護者は67%,「家庭でお手伝いをしている」と答えた保護者は62%となっています。(保護者グラフJ,K)あいさつに関しては,教員も課題意識をもっています。また,交通安全や集団登校時のマナーが不十分であると,教員も保護者も捉えています。
  返事・あいさつ・手伝い・交通安全等,基本的生活習慣の確立にむけて学校と家庭が協力して取り組むことが重要であると考えます。
 
(8)開かれた学校づくりについて
  「学校は,地域との交流をはかっている」と答えた保護者は93%,「授業参観・懇談や学年だよりによって,学校の様子や学習内容が分かる」と答えた保護者が93%になっています。(保護者グラフL,M)


  「地域の関係諸団体と連携しながらゲストティーチャーとして迎え,教育効果が上がっている」と答えている教員が74%です。

  今後も継続して取り組む中で,ホームページを充実するなどより一層本校の取り組みをお知らせすることが重要であると考えます。


以上,アンケート結果および考察でした。
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